2003年8月3日更新
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ウロストミーの慣れによる失敗談
1.夜間用蓄尿バックの排尿口から尿が流れだし、蓄尿バックの周囲が水浸し:2002年11月4日(術後1年1ヶ月1日)
いつものように朝、起床し、パウチの排尿口から、夜間用蓄尿バックのコネクタを外して、トイレで尿を流す処理をしようと夜間用蓄尿バックを持ち上げたトタン、蓄尿バックから尿が漏れ出して、布団の横を水浸しにしてしまった。
幸いにも、万が一のことを考え、蓄尿バックとその周辺へは、ビニールシートを敷いてあったために、ビニールシートの上へ尿が流れだしたが、部屋中、尿の臭いで充満してしまった。
夜間用蓄尿バックは、通常、二ヶ月使用して廃棄しているが、まだ、1ヶ月しか経っていないため、どこかがに穴が開いたのかと思ったが、なんと、排尿口から尿が溢れ出しているではありませんか。慌てて排尿口のロックをして排尿口を止めると、尿が漏れなくなっていました。
「教訓」:
夜間用蓄尿バックは、毎朝、排尿処理をした後、風呂場の洗い場で、水通しをして、内部を洗っています。
当然、排尿口から、水を流し出すのですが、水切りのため、ロックを外して、中の水滴を出すようにしています。
通常は、夜寝る前に、ロックと管のねじれを確認してパウチへ接続しているのですが、慣れと油断のため、ロックをすることを忘れていたようです。
2.面板の定期交換時、ストーマから止め処も無く尿が噴出し、大騒ぎ:2002年11月8日(術後1年1ヶ月5日)
毎週火曜日と金曜日は、面板・パウチの交換日と決めています。
定期交換日は、面板で押さえられていた皮膚が開放されるために、風呂に入ることが楽しみになりました。
この日は、金曜日で、旧友との懇親会の後、帰宅が遅くなったのですが、習慣となった交換日なので、いつものように、面板を剥がし、風呂場へ入りました。この日は、なぜか、ストーマから勢いよく尿が噴出していました。内臓の状態がよく働いているなと思いながら、身体を洗ったり、ストーマ周囲のケアをしていました。その時でも、間欠的にストーマから勢いよく尿が噴出していました。
湯船に入る時は、一旦、ためらったのですが、いつものように、ストーマへガーゼを当て、湯船に入りました。この時は、尿は噴出していなかったようです。
いよいよ、脱衣所での新規のパウチ・面板の交換作業です。いつもは、5分程で、交換作業が終わるのですが、この時は、ストーマから止め処もなく、それも、勢いよく尿が噴出するために、尿を吸収するために使用しているキッチンペーパー「リード」をちぎっては、取り替え、ちぎっては、取り合えを繰り返し、その「リード」を一巻きの約半分を使ってしまいました。
さすがに、今回は、久々に交換時において、パニック状態に陥ってしまい、もう一度、風呂場へ入り、尿の噴出しが治まるまで待ってから、再度、交換作業を行い、無事、終了することができました。
「教訓」:
昨年、退院した季節は、11月で、同じように寒くなっていたために、汗もかかないために交換時は、水分を控えていましたが、夏場からの延長で、そのことをすっかり忘れていました。
夏場は、汗もかくため、水分の補給は、重要と考え意識的に水分の補給を行ってきました。パウチ・面板の交換日の直前でも水分をとっても、交換に支障をきたすことはありませんでした。
実は、この日は、旧友との懇親会で、アルコールは、術後一切飲んでいないために、ウーロン茶をビール小ジョッキ分で3杯程飲んでいました。また、歓談に花が咲き、パウチ内の尿処理も忘れ、パウチ内の尿が逆流防止の上まで来ており、ストーマの周りまで、尿で浸っていましたが、幸いにもパウチがパンクすることもなく、慌てて、トイレへいって尿処理をしました。その時に、トイレで、尿処理をしていたところ、パウチ内の尿を空にしたら、すぐにストーマから勢いよく尿がでてくることを感じました(素人判断ですが、パウチ内に尿が満杯になっていたために、圧力で、新しい尿が出てこれなかったのかなと思っていました)。
帰宅してからも、酒の肴が辛かったこともあり、お茶を3杯も飲んでしまいました。そして、面板の交換作業を行うことになったのです。
術後から1年を経過したものの、冬場の環境をすっかり忘れていた結果が失敗の原因と思っております。
3.フリーサイズの面板のカットサイズを小さくしたら、尿漏れ発生:2002年12月14日(術後1年2ヶ月11日)
11月22日に定期のストーマ外来へ行き、ストーマおよび皮膚の状況を診断してもらったら、特に問題がなかった。
ストーマも1年が経ち、少々小ぶりになったね・・・と言われ、それが記憶に残り、フリーサイズの面板の直径を今までの30mmから25mmにして、ストーマギリギリの大きさにカットしてみた。
当ホームページに掲載した「尿漏れ対策」の1項と3項の問題が同時に発生し、交換後1日目にして、面板の周囲から尿が漏れ出してしまった。
「教訓」:
「尿漏れ対策」の欄で記載したとおりにストーマの高さが低い人は、やはり周囲を2mmから3mm空けないと、ストーマ自体の湿り気で、面板のカット面の周囲を溶かしてしまい、その溶けたカスがパウチに付着して尿の流れを塞いでしまいました。
改めて、自分の経験を生かしていないことに大反省をしました。
4.コロプラスト社の新製品「アシュラセルフプレートクリアー」の試用試験について:2003年3月4日〜20日(術後1年5ヶ月)
コロプラスト社より新製品「アシュラセルフプレートクリアー」が発売され、上記の期間約16日間で5枚の面板を装着して使用状況を観察した。
従来製品との違いは、透明な面板のために、皮膚の状況が観察することができること、尿の作用により面板の色が透明から乳白色へ変化するために、取り替え時期が判断できることであった。
また、溶けて面板のカスがパウチ側に付着することが無くなったために、カスが遮って尿漏れの心配は、無くなった。
しかしながら、問題点として、尿を吸収すると膨張してカット面を狭くしてストーマを覆ってしまうことが判った。
交換日の4ヶ日目の8月1日(金)の午後、仕事中に突然、右脇腹が熱くなり、尿漏れを確認した。すぐにトイレにかけこみストーマの状況を確認したら、確かにカット面が狭くなっていた。
応急処置として吸収パットを漏れたところに当て、その日は、定時で帰宅してから入浴中に面板の交換をした。
現状では、はっきりした原因がつかめないが、カット面をやや大きくして適性な大きさにカットすることを模索中である。